直径約15cm 高さ約6.7cm 共箱付
薄造りの口縁と、きりりとした端正な姿が美しいです。
少し赤い淡路島の土に青みを帯びた枇杷色の釉薬がかかっております。
細かいロクロ目とすっきりと整った高台も魅力的。
使いいただくうちに、きっと唯一無二の茶碗に育ってくれるかと存じます。
ぜひ、その過程をゆっくりと楽しみながらお使いくださいませ。
斗々屋(ととや)茶碗
名称については、利休が魚屋の棚に伏せてあった茶碗を見つけ、この手の茶碗を「斗々屋」と呼ぶようになった、または堺の商人「ととや某」があるとき買い入れた茶碗であるから、など諸説があります。
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大前悟 Satoru Omae
昭和47年生まれ
平成2年 神戸にて陶芸を始める
平成6年 土を採取しはじめ、南蛮焼締を焼く
平成11年 大阪にて初個展
平成13年 信楽に移住
伊賀、信楽の窯変焼締を始める
全国的に個展活動を開始
平成15年 全地下式穴窯を築窯
平成17年 施釉陶器に興味を持ち、白磁や唐津などを焼き始める
平成19年 李朝時代のやきものに魅かれ、井戸茶碗や柿の蔕茶碗を穴窯焼成にて焼き始める
平成22年 兵庫県淡路島に移転
半地下式穴窯を築窯
黒茶碗を焼き始める
平成26年 赤茶碗用薪窯を築窯